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11月 15
立教大学井川・田北ゼミ合宿2018 in陸前高田 実施報告

 立教大学社会学部メディア社会学科の井川充雄/田北康成ゼミの34年生29名は、913日〜15日の2泊3日で陸前高田市を訪れ、陸前高田グローバルキャンパスでゼミ発表を行ったほか、同市内で震災復興に関する学修を行ないました。

 陸前高田市に到着し、グローバルキャンパスに移動してモンティ・ホールにて3年生のゼミ発表、4年生の卒業論文中間報告を行いました。2日目には、前日からの報告会に続いて、一般社団法人マルゴト陸前高田の復興最前線ツアーに参加し、“復興とは何を指すことなのかを深く考えるきっかけになりました。震災遺構では誰一人として犠牲者が出ていないことを聞き、震災を記憶として残す力強いメッセージ性とともに、復興を目指す生存の証としての希望をも強く感じ取りました。ツアーに参加した学生からは、「ガイドの方の『どこまでが復興なのかわからない』という言葉が深く印象に残った」「自分の目でみて、自然災害の恐ろしさを実感した」「現場に行くことで初めて実感できることがたくさんあった」「まだ復興途中であることを、常に行き交うダンプカーや、広い更地を見て感じた」という声が上がっていました。また、テレビという画面の枠には映されていない現実を目の当たりにし、今後の課題に真剣に向き合っていかなければいけないと再確認しました。

 震災の経験は夕食で訪れた飲食店の方々からも聞くことができました。初日には、震災で被災し、震災後は仮設で営業をしてきた陸前高田で唯一の鮨屋、「鶴亀鮨」にお邪魔しました。旬の地魚を堪能し、美味しいお寿司を頬張った後は、語り部としても活動している店主の阿部和明さんから東日本大震災の話を聞きました。震災当時の状況や、実体験を通して感じたことなど、臨場感あふれる貴重な話に皆真剣な表情で前のめりになって聞いていました。二日目の夕食で訪れた高田大隅つどいの丘商店街にある居酒屋「わいわい」を経営する太田明成さんからも、仮設での今後の営業の問題など、さまざまな話を聞きました。震災当時だけでなく、震災後に立ちはだかった大きな壁、生き抜くための壮絶な記録は、私たちの想像をはるかに超えていました。現場の様子を経験した方から直接聞けたことは、私たちにとって大きな財産になったと思います。

 この経験で学び得たことを、周りの人に共有したりすることが実際に陸前高田に訪れた意味なのではないか、という感想も挙げられ、今後の活動に活かしていきたいと考えています。

社会学部メディア社会学科3年 岡崎美玖

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