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​​​​​​​​文学部長 丸山 浩明 ​文学部のサイトはこちら​​

 立教大学文学部にご子弟やご関係の方をお送りくださり、ありがとうございます。また、本学への日頃の温かいご支援に、心より感謝申し上げます。

 世界はグローバリゼーションの激しい渦中にあります。もはや多国間・多民族間の連携や協力を前提としなければ、世界規模で進展するさまざまな難問に解決策を見出すことはで​きません。このような時代の中で、立教大学が創立以来、教育理念の柱に据えてきたリベラルアーツの重要性はますます増大しています。リベラルアーツとは、世界の成り立ちや仕組みを理解するための知の技法です。なかでも、世界の中における自分の存在や位置を他者との関係性の中で認識する知の技法の修得は、人の豊かな生に不可欠な総合的人間理解につながる重要な訓練です。

 立教大学は「リベラルアーツの現代的再構築」を教育方針の中軸に据えていますが、まさに文学部はCollege of Artsの英語表記が示すように「リベラルアーツ探求の学府」として重要な役割を担っています。文学部にはキリスト教学、英米文学、ドイツ文学、フランス文学、日本文学、文芸・思想、世界史学、日本史学、超域文化学、教育学の多様な学問領域があり、各分野の第一線で活躍する教授陣が揃っています。そして「世界の多様な文学、言語、歴史、思想、教育に関するテキストや人に触れることを通じて、幅広い人文的教養と深い人間理解に裏打ちされた主体的な批判精神をもって社会に貢献できる人を育てる」ことを教育目標に掲げています。伝統ある文学部が培ってきた多くの学問的資源を、学生の皆さんがフルに活用して成長し、世界を舞台に大いに活躍されることを期待しています。

 皆さまにはご子弟、ご関係の方を温かく見守り、そっと後押し下さるようお願い申し上げます。

異文化コミュニケーション学部長 池田 伸子 異文化コミュニケーション学部​のサイトはこちら​​​​​

 グローバル化の勢いが増す中、人と文化の移動、交流、混淆は日常的かつ地球規模のものとなり、人と人、組織と組織、地域と地域の関係のあり方にも大きな変化が起きています。異文化コミュニケーション学部では、「異文化コミュニケーション」の枠組みから、こうした変化について複眼的に思考し、対話することで、問題解決への道を切り開く力こそ、世界で活躍するためには重要であるという思いで学生を指導しています。原則全員参加の海外留学研修、4年間の学びをデザインするCollege Life Planning等はその一例ですが、それ以外にも未知の文化を体験する「海外フィールド・スタディ」や地域連携を通して学ぶ「サービス・ラーニング」など多様な学部独自のカリキュラムを展開しています。さらに、3年次から本格的に始まる専門教育では、学生自らが選択した領域において、ボーダレス化した世界の中の、人間、文化、地域に関わる諸問題に主導的に取り組む能力を高めていきます。

 また、地域の外国人に日本語学習支援を行う「立教日本語教室」や、豊島区の小中学生に英語の楽しさを体験してもらう「English Camp」、外国人中学生への学習支援など、さまざまな地域連携活動を行っており、学んだ知識を実践に活用する力を身に付けた人材を育成しています。さらに、所定の科目を修得した場合には証明書が授与される「日本語教員養成プログラム」や「通訳・翻訳者養成プログラム」など、学生が積極的に学びに関わるしかけを数多く用意しています。また、英語のみで学部専門科目を履修する「DualLanguage Pathway」も始まっています。

 異文化コミュニケーション学部は、立教の中では一番若い学部ですが、学生と教員が一体となり、新たな伝統を築いてまいります。限りない可能性を秘めた異文化コミュニケーション学部に対しまして、保護者の皆さまには今後ともご理解とご支援をぜひともよろしくお願い申し上げます。

経済学部長 菅沼 隆 ​​経済​学部​のサイトはこちら​

 立教大学経済学部は2017年に創立110年を迎えました。私立大学で最も古い経済学部の一つとして、伝統を継承しつつ、時代の変化をとらえて、教育内容を毎年改善して参りました。長い伝統のもとに、文学部とともに卒業生を最も多く送り出してきた学部であり、卒業生のネットワークも充実しています。教育目的を「幅広い視野と柔軟な頭脳をもって、変動する経済社会に対応できる、自立的な思考能力をもった人材を社会に送り出す」と定めています。教員はこの目的を共有し、教育に努めています。
 本学部は、2006年に経済学科に加えて経済政策学科、会計ファイナンス学科を新設し、3学科体制となりました。これにより経済学の理論・歴史、政策、企業・金融について総合的かつ専門的に学べるカリキュラム体系となりました。社会科学・人文系の学部としては、文学部とともに専任教員・専門科目が多く、毎年開設する科目は480科目以上もあり、経済学の基礎から高度の専門的領域まで学ぶことができます。

 特徴的なプログラムを紹介させていただきますと、1年次生向けの入門科目である基礎ゼミナールと情報処理入門は、長年の経験に基づく教授方法とテキストを使用し、教育の効果を上げています。SSAという短期海外留学プログラムも長年の経験があり、留学先としてアメリカ、カナダ、イギリス、フィリピン、オーストラリアなどがあります。「キャリア教育」という名称が未だ無かった1998年から「企画講座」としてキャリア教育を開始し、大学関係者の耳目を集めました。それ以来、キャリア教育の目的と理念を検討し、様々な工夫を試み、最近は、正課のPBL(課題解決演習)、正課外のスタディサポート、インスパイア、ENERGIZEなど、様々な試みを行っています。さらに、反転授業の試み、経済英語自習システムREALなど自主的主体的学習を促す質の高い独自のプログラムを多数揃えています。

 これら様々な教育プログラムを十二分に活用できるように、学生が教員に学修上の相談ができる「アカデミック・アドバイザー」を制度化しています。すべての専任教員が「オフィス・アワー」を設け、担当する授業について質問や相談を受け付けています。もし、ご子息・ご息女が学修上の悩みを抱えているようでしたら、是非ともこれらの制度を利用されるように促していただきたく願います。

 ご子息・ご息女が本学部の豊富な教育プログラムを十二分に活用されることを期待しております。そのために授業を休まず受講し、予習・復習の時間を十分にとっていただくことが最も大切です。保護者の皆様におかれましては、ご子息・ご息女の学修を「見守り」かつ「応援」していただきたく願います。

経営学部長 石川 淳 ​経営学部のサイトはこちら​​

 今日の企業活動は、世界中のあらゆる国や地域をリアルタイムで結び、情報や資源、製品、労働力を有機的に結びつけながら行われています。多くの日本企業が海外に進出している一方で、日本国内にも多くの外資系企業が進出しています。また、多数の日本企業が、海外企業と積極的に提携しながら事業を進めています。その結果、日本企業にも、さまざまなバックグラウンドを持った従業員が雇用されており、職場環境が激変しています。このように価値観が多様化しているグローバル社会において、さまざまな価値観や考え方を持った人を巻き込みながら、常に変化に対応し、ときには時代の変化を創り出していく力が必要となります。このために、経営学部は、企業の経済的および社会的な機能を理解し、明確なビジョンと高潔さを持ったうえでリーダーシップを発揮して、自らの目標を実現させ、社会に貢献することのできる人を育成します。具体的には以下を涵養します。「多様性に寛容なグローバルマインドと異文化コミュニケーション力」「新しいビジョンを創り出すイノベーション力」「信頼のベースとなる誠実さと高い倫理観」「経営学に関する高い専門知識と国際的に通用する深い教養」。

 これらを身につけるために、経営を単に合理性や効率の追求という観点だけでとらえるのではなく、異文化理解や企業の倫理性・社会性も重要な側面であると考え、経営戦略論、マーケティング、会計、ファイナンス、組織の心理学、組織論、企業倫理、コミュニケーションなどのさまざまな分野を理論的かつ実践的に学んでいきます。

 教育目的を達成するために、「ビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)」、「バイリンガル・ビジネスリーダー・プログラム(BBL)」、「グッド・ビジネス・イニシャティブ(GBI)」を核とした独自のプログラムを展開しています。1年次春学期の「リーダーシップ入門」においては、企業から与えられた課題に少人数グループで取り組みます。このような少人数による演習形式の授業は、「リーダーシップ入門」以外にも豊富に用意されています。さらに、学部間交換留学プログラムが充実しており、国際経営学科の学生は卒業までにほぼ100%の学生が短期留学を、約50%の学生が半年から1年間の中期留学を体験して卒業しています(経営学科の学生も同じ条件で留学が可能です)。本学部のこのような取り組みは全国的にみても先端的かつ模範的だとして、「まれにみる経営学部」として認知されています。

 今後も、現状に満足することなく、「まれにみる経営学部」であり続けるためように、学生とともに進化し続ける所存です。保護者のみなさまにおかれましては、引き続き、ご理解、ご支援のほど賜りたくよろしくお願い申し上げます。

理学部長 北本 俊二 ​理学部のサイトはこちら​​

 理学とは、数理・生命・宇宙・物質の本質を論理的に解明し、人類の文化や思想を醸成する学問です。しかし、実は、本質的に新しい技術革新はこの理学の中から生まれます。スマートフォン一つを見ても、液晶、大規模集積回路、暗号通信など数多くの先端技術が駆使されています。それらの発展の元は、量子力学や数学の研究成果でした。また、生理学や製薬には化学反応や分子生物学が必須です。理学部では、これら最先端技術を意識しつつ、自然の探究を進めていく上で必要なスキルや科学的考え方を教育しています。

 理学研究科には「先端科学計測研究センター」「未来分子研究センター」「生命理学研究センター」「数理物理学研究センター」の4つセンターがあります。これまでも、これらのセンターが中心に行うプロジェクトが文部科学省の補助金事業に採択されて来ました。2016年度からは、生命理学専攻と現代心理学専攻の教員が共同で提案した『インクルーシブ・アカデミクス―生き物とこころの「健やかさと多様性」に関する包摂的研究』が、文部科学省の「私立大学研究ブランディング事業」に選定されました。また、2017年度から、「医学物理学副専攻」もスタートし、一層の発展を続けています。

 日本は、毎年のように大規模自然災害に見舞われます。福島第一原発の処理も途中でしかありません。自然災害、エネルギー問題、放射線問題を解決し、より安全で持続可能な社会を建設していくことは喫緊の課題です。そのためには、これまでに増して科学の力が必要です。一方で、理学部の卒業生が、理学を学んだ者としての倫理を身に付けて、新しい科学を正確に理解し、社会一般に分かりやすく伝える能力を持つことも重要です。理学部では、そのための学部共通科目等も開講しています。発展を続ける立教大学理学部に引き続きご理解とご支援をお願いいたします。

社会学部長 松本 康 ​社会学部のサイトはこちら​​

 本学社会学部の特徴は、その名のとおり「社会学」を中心に据えた学部になっていることです。社会学の扱う範囲はとても広く、人と人との関係から、集団・組織、コミュニティ、国民国家、そして世界システムまで実に様々です。社会学部は<社会><文化><メディア>という3つのキーワードを掲げた3つの特色のある学科から構成されています。

 しかし3学科が扱うテーマはきれいに分けられるものではなく、少し掘り下げていくと相互に絡み合っていることがわかります。そこで学科の垣根を低くして、現代社会の複雑な問題群をどこまでも辿っていけるような仕組みをつくっています。導入期の科目である社会学原論、社会調査法、基礎ゼミは3学科が混じり合うクラス編成とし、形成期の中核をなす基本的な科目群は学部共通科目として位置づけました。社会学部に学ぶ学生は、それぞれ所属する学科の専門科目を履修しながら、同時に社会に関する基本的なアプローチの仕方について学び、視野を広げることができます。

 今年度からは社会学部でグローバル化にむけての挑戦が本格的に始まります。グローバル化とは、社会の複雑な関係が国境を越えて地球規模で広がっていくことを指します。ここから派生する問題群は<社会><文化><メディア>のすべてに関係しています。社会学部では英語科目を軸に3学科の授業を横断的に履修できる「国際社会コース」を設置し、カリキュラム上は今年度から本格的に始動します。

 グローバル化社会を生きる若い世代にとって人生を予測することは難しいですが、どのような進路を選択しようと、またどこで暮らすことになっても、この地球社会で暮らす市民であることには変わりがありません。本学部での学びをとおして、学生たちが21世紀の地球社会で暮らす市民としての素養を身につけ、人生のフロンティアを切り開いていくことを願っています。

法学部長 神橋 一彦 ​法学部のサイトはこちら​​

 保護者の皆様には日頃から立教大学法学部へのご支援、ご理解を賜り、誠に有難うございます。
 いま日本や世界は、大きな変動期を迎えています。そのような中にあって、法学部がどのような教育を提供できるのか――1959年の法学部創設以来、この50数年の歩みを振り返り、またこれからの展望を考えるとき、そこにはこれからも受け継がれるべきものと、変革に対応すべきものがあるとおもわれます。
 かつてよく法学部は、「つぶしがきく」などと言われたものでした。明治以降、法学部が、法曹や公務員、さらには民間企業等、ひろく社会の各方面に人材を供給したことが、日本社会の基盤の形成に大きく寄与したと言われています。もちろん法学部で学ぶ法律の個々の条項や政治の現象自体は、その後時代の流れとともに変わっていきます。しかし、そこで習得した法や政治をみる基本的なものの考え方は、連綿と受け継がれており、そのことが、法学部出身者の一生のキャリアを支えるものであったといえましょう。法学部はこれからも、社会の各方面を担う人材を養成すべく、このような伝統を基礎とした教育・研究を展開してまいります。

 しかし他方で、世の中は大きく変化しています。一つはグローバル化への対応です。そのために、法学部では、英語による授業や英語に関連した授業の充実や留学しやすい環境の整備に努めております。また他方で、キャリア教育については、従来から展開してきたキャリア関連科目の充実とともに、各学年を対象とした、多彩なキャリア講演会・交流会なども企画しております。

 大学の4年間は、社会への入り口でもあります。立教大学法学部は、以上申し上げましたような伝統と変革の試みの上に立って、これからもひきつづき充実した教育・研究を展開していきたいと考えております。今後とも変わらぬご支援、ご理解をよろしくお願い申し上げます。

観光学部長 毛谷村 英治 観光学部のサイトはこちら​

 世界では、昨年12億人以上もの人々が外国旅行をしており、日本にも2,400万人を超える外国の方々が訪れました。このことによる経済的影響や文化的影響は、一般の方々が認識できるところまで大きくなっています。

 観光学部では、観光学を「ビジネスとしての観光」だけでなく、「地域社会における観光」、「文化現象としての観光」という視点からも捉えて研究と教育に取り組んでいます。現代社会は複雑で、観光の全体像を俯瞰的に捉えることは容易ではありません。そのため、社会学、経済学、経営学、地理学、人類学、文学、心理学、建築学、地域計画学、風景計画学など観光に関わる多彩な分野の専門知識を学生が学び、観光を総合的に理解し、客観的な考察ができるように教育を行っています。
 観光学部の卒業生は、ビジネスの世界に進むにせよ、観光に関する情報を発信するにせよ、研究者になるにせよ、異なる文化の中で暮らす人々や異なる立場の人々の相互理解が観光を持続させるには必要であり、そのために観光そのものが役立つことを理解しています。この多彩な学びを通して得られる高次の判断力と高い教養こそがグローバル化する社会の中で立教大学観光学部の卒業生に期待される素養なのです。

 このため観光学部では、学生が講義を通じて専門的な知識を学ぶだけでなく、教員が直接指導する様々なプログラムや演習など現実に向き合う体験学習に積極的に取り組み、実行力や分析能力などを高めることを推奨しています。それらを通じて課題に取り組む際の姿勢から社会で活躍するための見識までを自ずと身に着けることが可能になります。

 保護者や保証人の皆さまには、教員一丸となって取り組んでおります観光学部の教育に是非ともご理解を賜り、ご支援とご協力をいただけますよう宜しくお願い申し上げます。

コミュニティ福祉学部長 三本松 政之 コミュニティ福祉学部のサイトはこちら​​

 コミュニティ福祉学部は、140年を超える歴史を持つ立教大学にあっては、1998年に創設されたまだ新しい学部です。本学部は立教の伝統のもとにミッション系の大学の理念を体現する学部として設立されました。その特徴は臨床系の学部であるということにあります。臨床の英語表現に"bedside"がありますが、それは「寝床のかたわら」や「(病人の)まくら元の」などという意味を持ちます。本学部にとっての臨床の意味は、病にある人の病床に立つように、社会においてさまざまな困難を抱えた人びとに寄り添い、その困難に向き合うことであり、そのような立ち位置からコミュニティという共に生きる場のあり方を考えていきます。

 本学部では、異質性と多様性を尊重した共生の実現に向けてコミュニティに基礎を置く新しい意味での福祉学の探求を進め、福祉の実現を市民社会の側から目指し、福祉社会を具体化するための基盤としてコミュニティを位置づけています。
"bedside"にあろうとする学びの姿勢を大事にし、「いのちの尊厳のために」を学部の理念としています。実践の一端は東日本大震災の復興支援に見ることができます。「東日本大震災復興支援プロジェクト」を学部として立ち上げ、学生と教職員が現在も継続的な支援活動を行っています。

 福祉学科は新たな福祉ニーズに応えることのできる福祉実践を担うソーシャルワーカーの養成を、コミュニティ政策学科は福祉社会の形成基盤としてのコミュニティ・デザインに貢献できる人材養成を、そしてスポーツウエルネス学科は、すべての人が健康で豊かに生きる社会に向けて、コミュニティ全体の健康維持・増進に貢献できる人材育成を目的としています。本学部では福祉マインドを身に付け、「いのちの尊厳のために」という学部の理念を表す言葉を自分のものとして語ることのできる、人材の育成を進めてまいります。

現代心理学部長  塚本 伸一 現代心理学部のサイトはこちら​​

 現代は心の時代と言われます。物質的豊さが、必ずしも心の豊かさをもたらさないことは、多くの人の知るところとなりました。スマートフォンなどのデジタル機器の発達は、人をますます孤立化しています。自己の存在の意味が見いだせず、日々鬱々とした感情を抱きつつ生活している若者が数多く存在します。心とは何か。太古の昔から存在するに違いないこの問いが、現在、改めて問われています。このような時代の要請に基づいて、2006年に現代心理学部は誕生しました。立教大学の中では新しい学部ですが、学部を構成する2学科のひとつ心理学科は、1年後に創立70周年を迎える日本でも有数の歴史と伝統を誇る学科です。心理学は実験や統計解析といった、実証的な方法論を重視する研究領域です。本学の心理学科には、心理学のほぼ全領域をカバーする教員が在籍し、広範な研究と教育が行われています。

 一方、映像身体学科は、映像と身体に関する思考や表現を追究するという斬新なコンセプトを持つ学科です。教授陣は、哲学研究者から映画監督まで実に多彩です。学生は、映画、演劇、舞踊などの分野について、理論的基礎と表現行為の実際をとも学びます。このような体制のもと、着実に教育成果をあげており、心理学科の卒業生は一般企業や公務員への就職のほか、毎年約2割の学生が大学院に進学し、臨床心理士や研究者として活躍しています。

 また、映像身体学科では、一般企業などへの就職とともに、制作の道に進む者もおり、既に新進気鋭の映画監督を輩出しています。現代心理学部は教育のさらなる充実のために、2016年より海外体験型授業など新たな科目を開設しました。

 今後も、よりいっそう多彩で魅力的なカリキュラムを展開して参ります。新たな時代を見据えて、着実な歩みを進める現代心理学部の研究教育にご期待いただくとともに、益々のご支援を賜りますようお願いいたします。

全学共通カリキュラム運営センター部長 佐々木 一也 全学共通科目​​のサイトはこちら​​

 全学共通カリキュラム運営センター(以下、全カリセンター)は他大学にはない立教大学独自の全学的組織です。学部卒業要件単位表に組み込まれている言語系科目と総合系科目からなる「全学共通科目」と、学部専門分野と並行して学部横断的分野の学修ができる「グローバル教養副専攻」を運営しています。

 立教大学は「専門性に立つ教養人の育成」を大学全体の教育目標としています。日本の多くの大学は専門性の涵養を教育目標にしてきたため、総合大学でも学部の独立性が強く、学生は学部内で勉強します。それに対し立教大学は個々の教員の専門研究を奨励し、高い研究レベルを維持して専門教育の実を挙げてきた一方で、学部間での協力・協働関係を維持し、すべての教員が総がかりですべての学生を教育するという気風を醸成してきました。立教では学生は大学全体で学ぶのです。その中心が全カリセンターです。全カリセンターは10学部の相互連携組織です。専門性は他の専門性と結び合うことでその力を発揮します。卒業後の学生が直面する課題は皆複雑であり、一つの学問的専門性だけでは解決できません。解決のためには問題の物理的論理的構造や経緯などの分析だけなく、多面的な知見による配慮や人間理解が必要です。全カリセンターは全学部総がかりで、そのような柔軟で強靭な知的見識を涵養します。その見識を全カリセンターは「教養」と呼んでいます。

 グローバル時代にあって自分を失わずに世界の多様な環境を引き受けて生きられる、そのような「専門性に立つグローバル教養人」を育成するために、全カリセンターは言語系科目で英語と初習外国語を必修とし、外国語や外国文化に多様に触れることを強く奨励しています。総合系科目では担当する他学部教員と出会うことによって学際的経験の蓄積を促し、3・4年次生には他の学部生と他流試合ができる「立教ゼミナール発展編」を用意しています。それらの学修を生かしてさらにテーマを持って海外生活を体験し、国際性と人間に対する深い共感を備え、信頼される品格ある立教らしい人物として社会に巣立てるよう、全カリセンターはすべての学生を応援しています。

グローバル・リベラルアーツ・プログラム​(GLAP)
運営センター​長 青木 康 GLAP​のサイトはこちら​

 グローバル・リベラルアーツ・プログラム(GLAP)は、2017年4月に発足した立教大学の新しい学位プログラムです。そのリベラルアーツ教育重視のカリキュラムでは、1学年定員20名の学生が、専攻領域をあらかじめ決めずに入学し、幅広い学問分野の科目を少人数クラスでしっかりと学んでいきます。1年生用のゼミ「Tutorial」は1クラス5名以下の超少人数科目ですし、講義系科目でも、履修者を最大40名程度におさえ、できるだけゼミのような要素もとりいれた授業を展開します。GLAPには、授業が週2回の科目も多数あり、そこからも学生と教員の距離は近いものになります。こうした丁寧なリベラルアーツ教育と不可分のもう一つの特長は、徹底したグローバル性の追求です。GLAPの授業は原則としてすべて英語で行われ、多くの科目でGLAP生と海外からの留学生とが一緒に学ぶことになります。そして、GLAP生は全員、2年生の秋学期から3年生の春学期の1年間、英語によるリベラルアーツ教育に力をいれているという観点からGLAP用に厳選した海外の協定校に留学することになっています。その海外留学生活に向けての準備として、GLAP生は入学から2年生の夏まで留学生とともに国際寮で生活する制度(全寮制)になっています。これにより、生活の場でも、学生がグローバルな学びを積み重ねていくことが期待されます。

 発足して間もないプログラムであることから、GLAPの制度的な説明をいささか詳しくさせていただきましたが、運営にあたる教職員一同、このユニークな試みを生かしてGLAP生がこれからどんな風に飛躍していってくれるのか、本当に楽しみにしております。皆さまにもご一緒にGLAPの展開とGLAP生の成長を見守り、また、ご支援いただければ幸いに存じます。