2022年6月16日(木)SPIRITのInternet Explorerサポート終了について
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結核は “自分とは無関係” と思っていたら大間違いです。 日本では2020年、新たに12,739人が結核に罹患し、そのうち20代は1,027人です。 世界的にみても先進諸国の中で日本の罹患率は高く、結核中蔓延国とされています。東京や大阪など都市部での罹患率が高く、若い世代では海外との交流,アルバイト,不特定多数の人が出入りする場所を利用する機会が多いことなどが原因で集団感染も問題になっています。
結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気です。結核の感染は、空気中に漂う結核患者の咳やくしゃみに含まれた結核菌を吸い込むことによって起こります。初期の症状がかぜに似ているので見過ごされやすいのですが、ひどくなると肺の組織が死んで呼吸の機能が低下し、ときには死に至ることもあります。 結核は空気を介して感染するため、人の集まる場所(学校、職場、病院等)で集団感染が起こることもあります。 若い人は行動範囲が広い傾向にあるので、結核菌に感染する機会も多く、また結核になった場合は多くの人にうつす可能性があります。 しかし、菌を吸い込んだとしても、必ずしも結核になる(発病する)わけではありません。体力・免疫力があれば大半の人が初期に自然に治ってしまい、実際に発病する人は感染した人のうちの30%程度です。また発病しても、早期にしっかり治療をすればほとんどが完治しますが、最近は治療薬が効かないタイプの結核菌も問題になっています。 なにより予防と早期受診が重要です。年に1回、大学での健康診断を必ず受けましょう!!
結核の予防には、規則正しい生活を! 若さを過信してはいけません!
<参考>公益財団法人結核予防協会厚生労働省:2020年結核登録者情報調査年報集計結果