情報化社会とインターネット
履修届けを出す、休講情報を確認する、友だちとメールをやりとりする、レポートをまとめてゼミの先生にネットで提出する…。立教大学の学生は、パソコンやスマートフォンを使ってさまざまな情報にアクセスし、それらを活用しています。
現代社会は情報化社会がインターネットによってさらに進展し、人々の生活スタイルやコミュニケーションの方法を変えています。立教大学ではこうした社会の変化に対応し、学生生活を充実したものにするために、インターネット環境の整備を早くから行ってきました。1999年4月より立教バーチャルキャンパス(Rikkyo Virtual Campus)、略称V-Campus の運用を開始しています。
毎年、新たな機能を追加し、使いやすさや利便性を高めています。情報を守り、安心して使うためのセキュリティについても配慮されています。
V-Campus について理解し、より良く利用するために、このガイドブックが制作されています。
インターネットを使いこなすために
世界中に蜘蛛の巣のように張り巡らされた、ネットワークのネットワーク。それがインターネットです。
誰かが集中管理しているのではなく、「自律・分散・協調」の精神でコンピュータ同士がつながり、運用されています。誰もがつながり、情報を発信できるオープンな自由さと同時に、主体的な使い方が求められます。
何ができるのか、何をすると危険なのかを知って使いこなしましょう。V-Campus においても同様です。
V-Campus でできること
V-Campus は、「インターネット」と「イントラネット」の技術を利用している「もうひとつのキャンパス」です。
イントラネットとは、インターネット技術を使った組織内に限定したネットワークのことです。V-Campus では立教大学の学生と教職員だけがアクセスできるので、外部に情報が漏れることがなく、安心して、安全にネットワークを利用できるのが便利な点です。
また、V-Campus では、インターネットやイントラネットにつながったパソコンから情報を引き出したり、整理するだけではなく、情報を発信したり、1対1、あるいはグループでコミュニケーションするためのさまざまなサービスが用意されています。
学生、教職員ならば、誰もが自由に利用できるようになっています。
学生生活でメールを活用するなら
メールは連絡手段として、欠かせないコミュニケーションツールです。携帯メールや、無料で取得できるフリーメールなど、様々なメールサービスがあります。
SPIRIT Gmail は、学生生活や就職活動にあたってメールを快適に、便利に、そして安全に利用できるよう配慮されたメールサービスです。
いつでも、どこからでも情報にアクセス
SPIRIT Gmail はインターネットに接続されたパソコンのある環境であれば、いつでも、どこからでも利用できます。学内のパソコン教室や研究室などはもとより、自宅や外出先からもアクセスが可能です。
V-Campus の主なサービス
V-Campus には、SPIRIT(スピリット)という名称で展開しているポータルサービスがあります。SPIRIT は、St Paul's Personalized and Integrated Resources built on Information Technology の略で、この意義と目標に基づき、学生、教員、職員のコミュニケーションをサポートするグループウェアやメールサービス「SPIRIT Gmail 」が提供されています。
また、授業支援システム「Canvas LMS」やeポートフォリオシステム「立教時間」、各種設定としてユーザー情報の管理やパスワード変更などを行う「アカウント設定」機能等があります。
その他にも、学内情報の提供を行っています。
記載されているのは主要サービスであり、全てのサービスではありません。