2025年4月1日より、退職後のV-Campus IDの継続利用ができなくなります。これに伴い、SPIRIT Gmailを含むすべてのV-Campusサービスも継続利用ができなくなります。
各種V-Campusサービスにおけるセキュリティおよびコンプライアンス対策の必要性、ならびに、本学が利用するGoogle Workspaceのアカウント管理の厳格化や容量逼迫への対応を踏まえ、適正なアカウント管理を目的として、退職後のV-Campus IDの継続利用を終了することとなりました。
「特別専任教授」に在職中・就任予定の方は、「特別専任教授」在職期間中「専任教員」時代のSPIRIT Gmail / Google Workspaceを継続して利用できます。
Index
概要
V-Campus ID
移行期間(後述)終了後(7月1日以降)、V-Campus IDは完全に利用できなくなります。
Google Workspace(SPIRIT Gmail、Googleドライブ、Googleカレンダー等)
移行期間内(5月12日~6月30日)にご自身によるデータ移行作業が必要です。
SPIRIT Gmailを含むGoogle Workspaceは移行期間終了後(7月1日以降)利用できなくなるとともに、すべてのデータは削除されます。
退職後もメールサービスを必要とされる方には、新たに「退職者用Gmail」サービスをご用意しております。(※1)
Google社が提供している「コンテンツの移行」ツールを用いて、在職時のSPIRIT Gmailのメールデータを「退職者用Gmail」へ移行することができます。(※2)
なお、Googleドライブ、Googleカレンダーのデータには、移行ツールはありません。各自必要に応じて移行期間内に自分のPCに保存するなどの作業を行ってください。「Googleデータエクスポート」より各サービスのデータのエクスポートが可能です。
- 「退職者用Gmail」を利用できるのは専任教職員だった方のみとなります。兼任講師・メンバー系に該当する方は利用できません。
- 専任職員の方は本ツールを用いたデータ移行ができません。
- Googleドライブの共有ファイルについての留意点
- Googleドライブ上で、自身がオーナーのファイル・フォルダを他のユーザーと共有している場合、退職後にそれらのファイルやフォルダ(およびフォルダ内のすべてのファイル)はすべて削除され、他のユーザーが利用できなくなります。
- 退職前に必要に応じてファイル・フォルダのオーナー権限を他のユーザーに譲渡するようにしてください。
上記以外のデータ
移行期間前までにご自身によるデータの保存作業が必要です。
上記以外のデータ(ホームディレクトリ、ホームページなど)は、移行ツールはありません。移行期間終了後(7月1日以降)利用できなくなるとともに、すべてのデータは削除されます。
各自、必要に応じて、移行期間前までに自身でデータを自分のPCに保存するなどの作業を行ってください。
退職後に利用できるサービスについて
退職者用Gmail
退職後にメールサービスを必要とされる方には、新たに「退職者用Gmail」を提供します。
退職者用Gmailについて
退職後利用できないサービスについて
すべてのV-Campusサービスを利用できなくなります。代表的なサービスは以下の通りです。
- SPIRIT Gmail
- Google Workspace
- PC教室・ラーニングスペースPC
- 学内無線LANへの接続
- Canvas LMS
- 立教時間
- ホームディレクトリ
- ホームページ
- 学内イントラネットへのアクセス
- メーリングリスト
- Microsoft 365(EESライセンスプログラム)
- 在職者のみが利用可能なSPIRITの一部ページや各種システム
- Zoom
- 図書館オンラインデータベース
- ID認証連携
在職時のデータは削除されます。
代表的なサービス一覧
- 在職時に利用されていた「SPIRIT Gmail」とは異なる退職者用のサービスです。メールアドレスは「あなたのV-CampusID@al.rikkyo.ac.jp」となります。
V-Campus IDとアプリの連携について
下記のリンクにアクセス後、アプリの記載がある場合は注意してください。
移行期間が終了するまでに登録情報を変更しない場合は、移行期間終了後に表示されているアプリへのアクセスができなくなります。登録情報の変更方法は、各アプリの提供元に直接ご確認ください。
アカウントにアクセスできるアプリ
主な流れ
- 2025年6月30日までは在職時のサービスを引き続きご利用いただけます。
2025年6月30日までの間に、ご自身で在職時のSPIRIT Gmailを含むGoogle Workspace以外のデータを保存してください。 - 2025年5月12日~2025年6月30日までの間は、在職時のSPIRIT Gmailと退職者用Gmailの両方が利用できます。
その間に、ご自身でSPIRIT Gmailを含むGoogle Workspaceのデータを移行してください。
- 2025年7月1日に在職時のSPIRIT Gmailを停止いたします。
これ以降は、在職時のV-Campus IDは一切利用できなくなります。 - 「特別専任教授」に着任される方は4月1日以降も「専任教員」時のSPIRIT Gmail / Google Workspaceをご利用いただけます。
移行開始前までにご自身で実施いただく内容
在職時に作成したファイルなどのデータ保存
SPIRIT Gmailを含むGoogle Workspaceのデータ、ホームページ、ホームディレクトリ等のデータは移行期間終了後(7月1日以降)、一切利用できなくなります。
Googleドライブの共有ファイルのオーナー権限譲渡
Googleドライブ上で、自身がオーナーのファイル・フォルダを他のユーザーと共有している場合、退職後にそれらのファイルやフォルダ(およびフォルダ内のすべてのファイル)はすべて削除され、他のユーザーが利用できなくなります。
退職前に必要に応じてファイル・フォルダのオーナー権限を他のユーザーに譲渡するようにしてください。
管理しているメーリングリストの引継ぎ
管理者になっているメーリングリストを継続して利用する場合は、後任の教職員へ管理権限を引き継いでください。
移行期間中にご自身で実施いただく内容
【重要】パスワード紛失に備えた再発行準備(必ず実施しましょう)
パスワード紛失に備えた再発行準備をせずにパスワードを紛失した場合には、大学窓口で顔写真付き身分証明書の提示によるパスワードの再発行が必要となります。
パスワード再発行準備をされていない場合は、電話やメールなどによる再発行はできませんので、ご注意ください。
メールデータ移行作業
在職時から移行開始前までに保存しているメールデータについては、退職者用Gmailへ自動的には移行されません。
在職時のメールデータが必要な方は、以下の手順に従い、ご自身で移行を行ってください。
データ移行は退職者用Gmailが利用可能となる2025年5月12日より実施できる予定です。
その他
「学内イントラネットへのアクセス」の解除について
退職によるV-Campusサービス利用終了に伴い「学内イントラネットへのアクセス」が無効となります。このため、ご自身で設定したPCなどで、設定の解除作業が必要となります。
設定を解除しないと、対象サイトへのアクセス時に認証を求められますがアカウントが無効なため、正常に閲覧ができませんのでご注意ください。
手順については、以下のページを参考に解除を行ってください。
Microsoft 365(Office)の利用について
退職後にMicrosoft 365(Office)の利用はできません。
継続利用したい場合は、Microsoft 365 Personal等のライセンスを個人で購入してください。
図書館利用について
図書館のオンラインデータベースについても、退職と同時に利用できなくなります。
詳細は池袋図書館 1F 総合カウンターまでお問い合わせください。
ID認証連携について
退職後はV-Campus IDで認証連携されていたサービスは利用が停止され、V-Campus IDは移行期間終了後に削除されます。
V-Campus IDで認証情報を連携させるサービスに登録している場合、移行期間が終了するまでに登録情報の変更を行ってください。
連携されているサービス内容は、PCから SPIRIT Gmail にログインしている状態で以下のURLにアクセスすれば、確認することができます。
具体例
下記画像の例では、移行期間終了後に「Dropbox」と「feedly」へのアクセスができなくなります。
なお、メールアドレスをIDとして登録するサービスの場合は、退職者用Gmailで在職時と同じメールアドレスでのメール受信が可能なため、引き続きサービスの継続利用が可能だと考えられます。詳細については、各サービスの提供元にご確認ください。