岩手県陸前高田市で農林業を営む佐藤直志さんが津波で息子と家を失いながらも、自ら森で木を伐り、家を建て直すまでを追ったドキュメンタリー映画『先祖になる』。
立教大学でも、「東日本大震災10年目企画」の1つとして、2021年6月26日(土)に上映会を実施しました。
この度、佐藤直志さん追悼上映及び池谷薫監督トークショーが陸前高田市にて実施されます。
【イベント詳細】
・イベント:『先祖になる』佐藤直志さん追悼上映開催
・日 時:2024年3月10日(日) 開場13:30~
・料 金:無料 ※予約・申込み不要
※上映終了後には池谷薫監督と直志さんゆかりの方々とのトークイベントがあります。
▼映画について
『先祖になる』(2012年・池谷薫監督) https://senzoninaru.com
岩手県陸前高田市で農林業を営む佐藤直志さんが津波で息子と家を失いながら、みずから森で木を伐り、もとの場所に家を建て直すまでを追ったドキュメンタリー映画。ベルリン国際映画祭エキュメニカル賞特別賞、香港国際映画祭ファイアーバード賞(グランプリ)、文化庁映画賞大賞、日本カトリック映画賞受賞。
▼監督:池谷 薫(いけや かおる)氏
同志社大学卒業後、数多くのテレビ・ドキュメンタリーを演出する。初の劇場公開作品となった『延安の娘』(02年)はベルリン国際映画祭など世界30数カ国で上映され、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー映画賞ほか多数受賞。2作目の『蟻の兵隊』(06年)は中国残留日本軍兵士の悲劇を描き、記録的なロングランヒットとなる。非暴力の闘いをつづけるチベット人の心を描いた『ルンタ』(15年)が最新作。2008年からは立教大学現代心理学部映像身体学科の特任教授を務め(13年3月まで)、卒業制作としてプロデュースした『ちづる』(11年・赤﨑正和監督)は全国規模の劇場公開を果たす。著書に『蟻の兵隊 日本兵2600人山西省残留の真相』(07年・新潮社)、『人間を撮る ドキュメンタリーがうまれる瞬間(とき)』(08年・平凡社 日本エッセイスト・クラブ賞受賞)