ICPSR(Inter-university Consortium for Political and Social Research)とは、社会調査データを世界各国から収集・保存し、二次分析のために提供している世界最大級のデータアーカイブです。立教大学も国内利用協議会を通じて加盟しており、立教大学に所属する学生、大学院生、教員の皆さんもICPSRの提供するデータやセミナー、プログラムを利用することが出来ます。
「ICPSR Summer Program」は米国ミシガン大学内のICPSR本部で毎年開催される、統計手法や量的研究に関する夏期セミナーです。大学院生や研究者を対象としており、世界中から参加者が集まります(日本からは毎回10名前後が受講)。サマープログラムでは、研究設計やデータ分析手法の基礎的な方法論・実習から特定分野の高度な研究に至るまで、幅広くかつ総合的なカリキュラムが設定されています。
立教大学の教員・大学院生(学部学生は対象外)には、以下のメリットがあります。
- 会員機関所属者向けの参加費で参加できます
- ICPSR国内利用協議会から参加援助費を得られます(使途は自由)
【申し込みの詳細と注意点】
- 2025年度のSummer Programはハイブリッド形式で開催されます。
※対面式の会場はミシガン大学Ann Arborキャンパスでの開催
- 立教大学の学生・教員の参加費は、General Sessionの1講座を参加の場合$2,725、2講座の場合$3,975ドルとなります。また、Topical Workshopsの参加費は$1,675$1,875となります。
※2025年4月1日以降のお申し込みは、参加費が割高となります($2,600→$2,975.$3,800→$4,375)。
※なお、以前にSummer Programに参加された方は、指定のポータルサイトから申込登録する際に以前の参加について入力すると、料金が自動的に15%引きになります。その他の割引については本部WEBサイトをご確認ください。
- 登録期限
・General SessionはSession I、Session Ⅱで登録期限が異なります。
Session I:2025年6月1日(ET).
Session Ⅱ:2025年6月29日(ET).
・Topical Workshops:
HPに記載されている開始日の前の木曜日午後11時59 分(ET)
※上記セッション、ワークショップは各自でICPSR本部のウェブサイトから登録を行ってください。
- ICPSR国内利用会議より補助金を提供予定です。2024年度ではGeneral Sessionに10万円、Topical Workshopsに5万円を支給いたしました(用途は自由)。4月以降に、ICPSR国内利用会議HPに詳細を掲載予定です。
- 受講したワークショップ、セッションに関するレポート(アンケート)の提出を補助金受給者の義務とし、補助金受給者の方に、次年度オリエンテーションへのご協力をお願いする場合があります。
※2025年度参加予定者のオリエンテーションなど参加情報はICPSR国内利用協議会のウェブサイトより追って案内がされる予定です。