学生の皆さんへ
ご存じのように、現在、本学キャンパスが位置する1都3県に緊急事態宣言の発出が検討されています。今回の緊急事態宣言では、文教施設に強い制限が設けられるわけではありませんが、本学は首都圏の感染状況悪化と無関係でいられません。
今回の緊急事態宣言の目的の一つに、外出の制限があると考えられます。これを踏まえ、学生の皆さんの外出、特に登下校を可能な限り控えるために、現在、対面授業を実施している科目の一部をオンライン授業へ切り替えます。オンラインへの切り替えについては、それぞれの科目担当者からメール等で連絡を行いますので、学生の皆さんは各自メール等を随時確認するよう注意してください。
また、緊急事態宣言の発出後は、対面授業や図書館の予約利用等を除き、できるだけキャンパスへの立ち入りは控えてください。やむを得ず大学へ登校する場合も、マスク着用等の感染防止策を徹底してください。
なお、課外活動に関する制限については、別途、学生部からの指示に従ってください。
次年度(2021年度)の授業実施方針については、すでに12月21日に示した通り、対面授業の展開を増やし、オンライン授業を併用しながら、適切な教育環境を提供していく予定です。学生の日常と感染症対策を両立させるため、大学として最大限の措置を講じつつ、十分な教育環境を維持してくためには、学生の皆さん一人一人の普段の心がけが何より大切です。マスク着用やこまめな手指消毒等の基本的な感染症対策はもちろんのこと、学外での行動についても、感染リスクが高いと思われるものはできる限り回避するよう努めてください。
学生の皆さん一人一人の高い意識によって、次年度の本学でのキャンパスライフがより一層充実したものになることを祈念します。
2021年1月7日
立教大学総長
郭 洋春
※次年度(2021年度)の授業実施方針はこちらを参照