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2022年6月16日(木)SPIRITのInternet Explorerサポート終了について

2022年6月16日にMicrosoft社によるInternet Explorerのサポートが終了しました。
それに伴い、SPIRITにおけるInternet Explorerのサポートも終了します。
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2017.7.8

日時 2017年7月8日(土) 13:30~15:30
場所 新座キャンパス 4号館 N422教室
講師 岡前 むつみ氏 (東京都立 久我山青光学園 視覚障害部門指導教諭)
内容しょうがい学生支援室のサポートスタッフの経験がある学生、利用学生、サポート経験のない学生、研修の一貫として受けた職員等に対し、改めて視覚しょうがいとはどのようなことか、学内や街で視覚しょうがいのある方に出会った時にどのような対応をしたらよいのかを体験しながら考えるプログラムを考えました。
参加人数 15名(学生8名、教職員7名)

実施後記

視覚しょうがいとは

視覚しょうがいとはどのような状態をさす言葉なのでしょうか?
視覚しょうがいとは、視機能の永続的低下の総称で、大きく「盲」と「弱視」に分けられますが、見え方は人それぞれだということです。
両手の指を2本出して自分で視野を確認してみると…。自分の視機能について普段はあまり意識することなく生活していることに気付いた私たちです。

自分の見え方(視野)を確認しましょう。

言葉で伝えることが大切 ~折り紙体験~

視覚しょうがいの方とのコミュニケーションはどのようにとったら良いでしょうか?
アイマスクをした方に折り紙の折り方を伝える体験をしました。
どのような言葉を使ったらよいのか考えますが、意外に難しく、つい「ここをこっちに」「そこを合わせて」等言ってしまいます。汗をかきかき、懸命に伝えている参加者の皆さんです。

言葉で説明するって難しい!?

介助歩行で大切なこと ~白杖歩行体験~

いよいよ視覚しょうがい者(アイマスクをした参加者)との歩行(介助歩行)体験を2人1組で行います。
まずはアイマスクをして歩きました。「こわい」という声があちこちから。続いて白杖体験です。介助する人とされる人の位置関係は?白杖の持ち方は?いざやろうとすると意外にわからないことが多いのです。声をかけること、お互いを信頼することが大切なことだということを心から実感した体験でした。

いよいよ白杖体験!

視覚しょうがいのある学生のお話

講座には視覚しょうがいのある学生も参加してくれました。日頃の学習で使用している機器を紹介してくれたり、音響のない信号やホームでは危険を感じること、また歩きスマホの人との接触がこわいこと等を話してくれました。言葉を中心としたコミュニケーションが大切であるとのお話に大きく頷いていた皆さんでした。

視覚しょうがい学生から貴重なお話が聞けました。

最後に

これから視覚に障害のある方がいたら声をかけましょうという岡前先生のお話に、コミュニケーションの大切さを実感した皆さんが拍手で応えました。講座に参加し、初対面の人とペアを組んだみなさんですが、一緒に体験するうちにどのペアもすっかり打ち解けていました。皆様お疲れ様でした。

参加者の声

  • 言葉で説明することの難しさや、介助をする側/受ける側の確認を合わせることの大切さを学ぶことができました。特にコミュニケーションの重要性については体験して初めて理解できるものだと思います。今後は街中で視覚障害の方と出会ったら意識的にコミュニケーションを取りたいと思いました。(職員)
  • 今回は自分がそれなりに知っている場所で行いましたが、始めていく場所の時はどれほど怖いのだろうと思ってしまいました。当事者の方のお話を直接聞くことができて、とても勉強になりました。参加できてよかったです。(福祉学科1年)
  • 歩きスマホがいかに迷惑をかけているかが分かった。今後はやらないように気を付けます。(無記名)

階段のサポートは呼吸を合わせて