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「聴覚しょうがい」と言ってもみな同じではありません。ろう者・難聴者・中途失聴者・盲ろう者と様々な人がおり、コミュニケーション方法も人によって異なります。このことを初めて知った人も少なくなかったようです。また医療モデルや社会モデルの考えを共有し、本学を卒業した学生たちの卒業後の様子も確認することができました。本学に在籍するろう学生の大学生活についても動画で確認することができました。

「聴こえないって、どういうこと！？」

挨拶

まずは「おはようございます」「こんにちは」など、手話を使った挨拶の仕方から。そのあと4つのグループに分かれ、その中で自分の名前を表す手話を覚えたら、最初に教わった挨拶を交えて自己紹介の実践です。時間の許す限りグループ内で自己紹介をして、手話に慣れていきます。

受付で対応

次に、大学生活でありがちな「学生証を無くした」「使用許可書を無くした」という学生が受付に申請に行くという2つのシナリオに沿って語彙と会話の流れを確認し、それぞれのグループで受付役・ろう学生役に分かれて会話の相手を変えながら手話の練習をしました。挨拶と違って、難しい語彙も出てきたので参加者のみなさんは苦戦している様子でした。手話体験では、簡単な事を習うと思っていたようで最初は戸惑う参加者も多かったのですが、実際に何度も何度も練習することでより一層手話に興味を抱いてもらえる講座となりました。

手話に挑戦！みんな真剣に取り組んでいます。