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2022年6月16日(木)SPIRITのInternet Explorerサポート終了について

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2016.11.29

日時 2017年10月14日(土)13:30~15:30
場所 池袋キャンパス 10号館 X103教室
講師 渡辺咲子氏(発達・精神しょうがい学生支援コーディネーター)
現役大学生2名
参加人数 26名(学生15名 教職員11名)

実施後記

10月14日(土)に実践!バリアフリー講座「発達しょうがいって?当事者の声を聞いてみよう!」を池袋キャンパスで開催しました。今回のバリアフリー講座は、発達しょうがいについて理解を持ってもらうための初めての企画でした。学生と教職員合わせて26名が参加した今回の講座では、初めに発達しょうがいとは、主に「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害に分類される」ということから学びました。一般的な特徴を知り、基礎知識を深めました。

どのようなお話しようかな?と事前に支援室で相談中。

次に、「自閉症スペクトラムの人に感じられる世界」や「ADHDの人の注意の移り変わり」を題材にした映像を見ました。感覚の違いを理解してもらうことを目的とした映像を見て、その世界に驚いた参加者は多かったのではないでしょうか。この映像を通して彼等の置かれた状況を知る良いきっかけになったと思います。当日参加した方からは、「発達障害についてこれまで漠然とした理解しかなかったため、正しい知識を得たいと思い参加しました。「当事者にはこう見えている(聴こえている)」といった音声(映像)など、実際に体感もしながら具体的なお話を聞くことができ、より深く知ることができたと思います。」という声を頂きました。

いろいろな特徴があることを知りました。

この講座では、発達しょうがいの当事者である2名の学生をゲストとしてお呼びし、「発達しょうがいと診断を受けてどう思ったのか」「困ったエピソード」「コミュニケ―ションを とる難しさ」を始めとした質問に答えて頂きました。2人の学生は時折笑顔を見せてお話してくださり、話の内容からとても前向きな姿勢で取り組んでいることを知りました。一口に発達障害といっても、人によって様々なのだということを改めて感じました。参加した職員からは、「ご本人たちのお話は、本当に興味深いものばかりでした。個人的には、「叱り方(怒られ方)」の話や、障害であることに自分自身で気付くまでに至ったエピソードが印象に残っています。様々な葛藤を経て、今の思いを明るく話すお二人の姿に、とてもすがすがしく頼もしい気持ちになりました。」という声を頂きました。その他、参加された皆さまから多くの感想を頂きました。下記参加者の声をご覧ください。

参加者の質問にもたくさん答えてくれました。

発達しょうがいのある現役大学生が登壇するという貴重な機会だったこともあり、今回のバリアフリー講座には多くの方が参加してくださいました。特徴について少しずつ理解を深めるとともに、一人ひとりと向き合ったコミュニケーションを取って行けるような行動をしたいと思いました。登壇してくださったコーディネーターの渡辺さんと、2名の現役大学生、そして参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

たくさんの気付きがありました。

参加者の声

  • マイノリティだからこそ、小さい頃から困難にさしかかることもあって、工夫してここまでこられたのだなあと感じました。どうしても重く考えてしまいがちですが、お2人の明るさがとても印象的でした。
  • 持っているしょうがいをネガティブに捉えず、常にポジティブに考え、それを強みとして行動する大切さを学びました。しょうがいという枠にとらわれず、人間として大切なごとだと思いました。
  • 発達障害といっても、特徴や程度が人によって異なるため、対応や理解が簡単ではないことを学びました。なぜ問題が生じてしまうのかの根本的な原因を考え、具体的な解決策を生みだすことが大事だと思いました。

分かったこと、学んだことが多く
とても勉強になりました。