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2022年6月16日(木)SPIRITのInternet Explorerサポート終了について

2022年6月16日にMicrosoft社によるInternet Explorerのサポートが終了しました。
それに伴い、SPIRITにおけるInternet Explorerのサポートも終了します。
これまでInternet Explorerを用いてSPIRITを閲覧されていた方は、Google Chrome、Microsoft Edge、Firefox等他のブラウザをご利用ください。

ナビゲーション リンクのスキップp15

​​​​大学生活の中で皆さんは多くの人と出会い、いろいろな関係を築いていくことでしょう。行動に移す前に、正しい知識を持ち、自分の性・相手の性のことを考えてみてください。

性感染症(SexuallyTransmittedInfections/Diseases)

「性行為で感染する病気」を総称して性感染症(STI/STD)といいます。性感染症には主なものでも10種類以上ありますが、近年の流行している性感染症は自覚症状が少ないため、本人も気づかないままに感染を広げてしまっています。特にクラミジア感染症は日本で一番多い性感染症で感染者数は100万人以上といわれています。特に若い人に多く、性行為経験者の高校生女子の13.1%、男子の6.7%が感染しているという結果もあります。

“特定の人たちがかかる病気”ではなく、ごく普通のカップルで感染が広がっているのです。

性感染症にかからないために必要なこと

上表のように感染は、その細薗やウィルスなどが性行為により相手の性器、肛門、口などの粘膜や皮膚と接触することにより感染します。
予防法は①セックスをしない②セックスをする相手を限定する③コンドームを必ず使うことです。
(ただし、性器ヘルペスや尖形コンジローマなどコンドームだけでは防げないものもあります。)

こんなときは受診しましょう

女性:おりものの増量、外陰部の痒み、ひりひり感、違和感、水泡、ビラン、できもの、頻尿、残尿感、排尿痛のある場合など⇒婦人科を受診
男性:尿道からの膿状の分泌物、排尿痛、排尿時違和感、陰嚢の腫脹、陰茎のかゆみやぶつぶつ、水疱、びらんができた時など⇒泌尿器科、皮膚科を受診
※詳しくは⇒ ​ 性の健康医学財団

HIV·AIDSについて

現在もAIDSは世界が抱える大きな問題のひとつです。 日本の2021年の新規HIV感染者は742件、新規AIDS患者は315件でした。新規HIV感染者・AIDS患者ともに男性が大半を占めています。(厚生労働省:2022年エイズ発生動向年報。 適切な治療を受けることにより、HIVに感染しても発症を遅らせたり社会生活を続けることが可能となってきましたが、まずは感染しないよう、予防行為を実行することが大切です。

* HIV·AIDSとは?
AIDS(後天性免疫不全症候群)はHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染することで起こってくる様々な病気の総称です。AIDSの特徴は、HIVに感染してからAIDSとしていろいろな病気が出てくるまでとても長い期間(平均10年)かかることです。その間、誰がHIVに感染しているかは外見では分かりません。予防行為なくセックスをすれば誰もが感染する可能性がありますし、気づかない間に人にうつすかもしれません。

私が(HIVに)感染したのは、異性間の性交渉によるルート、つまり普通のセックスによってだった。
セックスによる感染というと、不特定多数の相手とセックスした遊び人のように思われるかもしれないけれど、私のパートナーはひとりだった。ただ、彼が感染しているのを、知らなかったのだ。(註:彼も感染を知らなかった)
北山翔子著『神様がくれたHIV』紀伊國屋書店より

HIV·AIDS感染を予防するには?正しい知識を持ち、実践することです!

HIVは感染者の精液・腔分泌液・血液・母乳などに存在します。HIVを含んだ体液が皮膚に触れた程度では感染しませんので、通常は他者のこれらの体液がからだの中に入る機会はセックスによる場合がほとんどです。つまり、予防法は​コンドームを正しく装着することです。あなた(女性でも男性でも)は不安なく、正しくコンドームを使っていますか、必要になった時に使えますか?☞コンドーム使用法(STD研究所)
そして、もしも不安に思うことがあるなら、HIV抗体検査を受ける、又はHIV·AIDS専門相談員に相談することをおすすめします(他の性感染症のことも含め、保健室でも相談を受け付けています)。

【検査】
地域の保健所では匿名・無料で検査が受けられるところもあります。
詳しくは⇒HIV検査・相談マップ 
HIV以外の性感染症情報もあり

【電話相談】
東京都エイズ電話相談 03-3292-9090
(月~金)9:00~21:00 (土・日・祝)14:00~17:00
公益財団法人エイズ予防財団
0120-177-812 03-5259-1815
(月~金)10:00~13:00 14:00~17:00

自分たちのからだを大切に思うということ~避妊について~

2020年の厚生労働省の統計によると、年間約14万5千件の人工妊娠中絶が行われており、そのうち20~24歳が36,573人、20歳未満は11,058人となっています。
この現状をあなたはどうとらえますか?セックスをするパートナーがいるなら、自分たちのからだとライフスタイルについて正しい知識を持ち、話し合ってください。恥ずかしがらず、面倒くさがらずに。避妊は二人で行うもの。お互い相手任せにすることなく、正しい知識を身につけましょう。そして、その知識をいかして、行動してください。​

*男性にも知ってほしい。 女性の体について~月経~
月経(生理)とは約1か月の間隔で子宮の内膜が出血をともなって剥がれ落ちることを言います。月経は微妙なホルモンのバランスの上に成り立っており、身体的・精神的状態に問題を抱えていると異常が現れることがあります。女性の健康状態を示す大切なバロメーター。

体のリズムをつかむのには、基礎体温を測ってみるといいでしょう。生理が始まった日から排卵期までのおよそ2週間が低温期、排卵後から次の生理までの2週間は高温期が続きます。低温期から高温期に変わる直前が排卵期で、この前後が最も妊娠しやすい時期です。排卵日を特定することは難しいので「安全日」を生理の日や体調から割り出すことは無理があります。

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