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2022年6月16日(木)SPIRITのInternet Explorerサポート終了について

2022年6月16日にMicrosoft社によるInternet Explorerのサポートが終了しました。
それに伴い、SPIRITにおけるInternet Explorerのサポートも終了します。
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​​​お酒は20歳から!!

飲酒は20歳まで禁止されています。 なぜなら、成長期にある若者はアルコールの分解能力が未熟であり、脳細胞や生殖器がダメージを受けるなど影響が大きいからです。 さらに、肝臓やすい臓などの臓器障害にも陥りやすく、早い段階からお酒を飲み始めれば、アルコール依存症にも早くなりやすいといえます。
また、自分の体だけではありません。 妊娠中に飲酒すると、お腹の胎児にもアルコールがまわり、多くの障害をもつ「胎児性アルコール症候群」という子どもが生まれる可能性が高くなります。 飲酒で判断力が鈍って、知らず知らずのうちに傷害事件や性犯罪、薬物犯罪などに巻き込まれやすくなったりもします。大人になってお酒と楽しく付き合えるように、今のうちから正しい知識を身につけておきましょう。

あなたは強い人?弱い人?

アルコールは約80%が小腸から吸収されて血液中に入り、その大部分が肝臓で処理され、酵素によって分解されます。 肝臓内のアルデヒド脱水素酵素には2種類あり、そのうちの1種類が欠けているか、又は働きが弱い人はお酒に弱い人といえます。 体質を変えることはできません。 無理に飲んだり、お酒に弱い人へ飲酒を強要することはやめましょう。

アルコールパッチテスト

お酒を飲まなくても、自分が『お酒が飲める体質』なのか『お酒が飲めない体質』なのかを調べる検査があります。自分の体質を知ることは大切です。

飲み方にも注意

体質・体重・体格などにより個人差がありますが、ビール中瓶1本(ウィスキーではダブル1杯、日本酒では1合)を飲んだ場合、アルコールの分解には男性ではおよそ4時間女性ではおよそ5時間かかると言われています。休調が悪ければ更に時間がかかります。飲酒量が多くなったり、夜遅く飲酒したりするとアルコールが翌日にも体内に残ってしまい、二日酔い状態になります。また、毎日のようにお酒を飲めば、肝臓がダメージを受けてしまい、肝臓の機能が低下します。最低、週に2日は休肝日(肝臓を休める日)を作りましょう。

楽しく健康的に飲むために...

  • 空腹時の飲酒は避ける
    アルコールがいきなり胃から吸収されてしまいます。また胃が荒れる原因にもつながります。
  • おつまみは良質のたんぱく質のものを選ぶ
  • アルコール濃度の高いお酒には、一緒に水(チェイサー)を飲む
    ビールやサワーをチェイサー代わりにしてはダメ。
  • イッキ飲みは避けて、ゆっくりマイペースで飲む
    お酒に自信があっても、場の雰囲気に流されてイッキをすると、あとで後悔することに。そして、イッキ飲みの無理強いは絶対にダメ。酔いの進み方には個人差があるため、自分にとっての酔いの状態を把握しておくことが大切。
  • お酒と薬はいっしょに飲まないこと!
    肝臓に更に負担がかかる上、薬の効き日が低下したり、逆に効きすぎたりすることがあります。
  • ​お酒はゲートウェイドラッグ(入門薬物)とも言われています!
    お酒は「依存性」のあるアルコール(薬物)を含む飲み物です。薬物乱用者の多くが最初に使用する薬物だと指摘されており、飲酒に甘い社会こそが薬物乱用社会の入り口になっているとも言われています。若いうちの飲酒は、脳への影響がより大きいです。くれぐれも適正な飲酒を!

本当に怖いイッキ飲み

短時間に大量のお酒を飲むことは、あなたが思っている以上に危険なことです。アルコールは薬物なので、致死量があります。2001年からの2018年の間で、39名の大学生が急性アルコール中毒等で命を落としています。そのうちの18名が未成年者です。
お酒を飲むと次第に酔って(脳が麻痺して)ほろ酔い気分になります。この辺で切り上げればいいですが、「イッキ飲み」をすると、血中アルコール濃度が急上昇して、あっという間に「泥酔」「昏睡」(意識がない)の状態となり、最悪の場合、呼吸困難になり死亡にいたることもあります。

イッキ飲みは絶対に、しても、させてもいけません

大切な仲間の命が失われないために、お酒にまつわるルールをしつかり守ってください!無理に飲ませた場合、罪に問われることもあります。お酒が飲めない体質の方は、周囲の人に 「お酒が飲めない体質です」と事前に伝えておきましょう!もし、あなたの近くで次の状態に当てはまる人がいたら、

お願い!一刻も早く救急車を呼んでください!

  1. 意識がない、つねってもおきない
  2. 全身が冷え切っている
  3. 呼吸がおかしい(ゆっくりしていて時々途切れたりする、または浅くて早い)
  4. 大量の血や食物を吐いている
  5. 失禁(おもらし)している

上記以外にも「危ない」と感じることがあれば、すぐに救急車を呼んでください
<参考>
アルコール健康医学協会
特定非営利活動法人アスク

酔いつぶれた人の介護の心得

  1. 酔った人に付き添い、一人にしないようにしましょう。
  2. 衣服をゆるめて、楽にしてあげる。
  3. 体温の低下を防ぐために、毛布などをかけて暖かくする。
  4. 吐物で窒息するのを防ぐため、(吐きそうになったら)抱き起こさず横向きに寝かせる。

つぶすことを目的に飲ませたりイッキ飲みをさせるのはもちろん、必要な保護をしなかったりイッキ飲みをはやしたてたり煽った人も罪に間われます。

飲酒運転は重大犯罪

飲酒運転による悲惨な事故が相次ぎ、罰則が強化されました。少しだけなら大丈夫などと思ってはいけません。飲酒運転は決してしては いけないことです。

罰 則酒酔い運転:5年以下の懲役または100万円以下の罰金
酒気帯び運転:3年以下の懲役または50万円以下の罰金
行政処分免許取り消しや免許停止などがあります。
車両提供や酒類提供、飲酒運転車両への同乗についても罰則が設けられています!

<参考>
警視庁