2022年6月16日(木)SPIRITのInternet Explorerサポート終了について
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2010年以降梅毒の報告数は増加傾向に転じており、2022年の報告数は10,000件超えとなりました。感染経路は男女ともに異性間性交渉での感染が増加し、感染から1年未満の梅毒患者と性交渉した際の感染率は約30%と推定されています。また、年齢別では男性においては20代~50代、女性においては20代が突出して増加しています。
原因は梅毒トレポネーマという病原菌で、主な感染経路は性行為(他人の粘膜や皮膚と直接接触する)です。
感染すると全身に様々な症状がでますが、感染後の期間によって症状が異なります。 感染後約3週間―初期 ・感染した所(陰部や口唇部,口腔内,肛門など)にしこり ・股の付け根(鼠径部)のリンパ節が腫れる この時期は痛みがないことも多く、治療をしなくても症状は自然に軽快します。 しかし、体内から病原体がいなくなったわけではなく、他の人にうつす可能性が最も高い時期です。感染した可能性がある場合には、この時期に梅毒の検査が勧められます。この時期に治療をしないと全身に病原菌が運ばれてしまいます。
早期の薬物治療で治りますが、治療が遅れたり、放置したりすると長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。
感染部位と粘膜や皮膚が直接接触をしないように、コンドームを使用することが勧められます。ただし、コンドームが覆わない部分の皮膚などでも感染がおこる可能性があるため、コンドームを使用しても、100%予防できると過信はせず、皮膚や粘膜に異常があった場合は性的な接触を控え、早めに医療機関を受診して相談しましょう。
厚生労働省「梅毒に関するQ&A」