フランス語|Français

フランス語を学ぶ

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ことばの厚みと広がりを知ることができる。

ことばとは、歴史・社会・内省といった人間の諸活動を作り上げている材料であると同時に、これらを、そしてことばそのものを客観的に考えるための道具でもあります。フランスではすでに18世紀に、人間の諸活動をフランス語を通して総体的に記述しようとする試みがなされました。その試みは、必要な修正を加えれば、私たちが直面しているさまざまな現代的諸問題、例えば、歴史的な問題、社会・文化的な問題、人間の存在に関わる問題、ことばに関わるさまざまな問題を考えるための重要な枠組みを提供するひとつの切っ掛けとなる可能性を秘めています。そのような厚みと広がりのある思考に触れさせ、知的好奇心をくすぐってくれるのがフランス語です。

フランス語の授業

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理論(文法)と実践(会話)との「マリアージュ」。

文法を無視して意志を伝達することはできません。また、コミュニケーションを視野に入れずにことばの規則だけについて語っていても、それは現実離れした無味乾燥の所作です。フランス語の授業では、理論(文法)の中に実践(会話)を組み込み、実践(会話)の中に理論(文法)を組み込んだ授業を行っています。理論的実践と実践的理論の融合。その「マリアージュ」を、それぞれの授業の特化した目的を尊重しつつ、初級のレベルから上級のレベルにいたるすべてのレベルで実現しているもの、それがフランス語の授業です。

教員からのメッセージ

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厚みと広がりのあることばの世界の扉を開こう!

世界をもうひとつの視点から広く見ることができる。

フランス語が話されているのは、フランス本土に限りません。マルティニークなどの海外県、ヌーヴェルカレドニーなどの海外領土、スイス、ベルギー、カナダのケベック、モナコ公国、北アフリカなどの旧植民地でも公用語として認められ、またアンドラ公国などでも日常的に使用されています。歴史的には、17世紀から19世紀まではヨーロッパの外交の場で広く使われ、現在でも欧州連合(EU)、国際連合(UN)、国際オリンピック連合(IOC)、国際サッカー連盟(FIFA)など多くの国際機関で公用語として使用されています。英語だけでなくフランス語も理解できれば、国際会議の場で実際に起こっていることに、通訳という媒介を通さずに、じかに触れて理解するという可能性が広がります。

英語をより深く知ることができる。

フランス語はインド=ヨーロッパ語族のイタリック語派の言語です。イタック語派には、かつてヨーロッパで広く使われたラテン語があります。フランス語は基本的にはラテン語系統のことばです。それに対して、英語はインド=ヨーロッパ語族のゲルマン語派の言語に分類されていますが、実際には、ブリテン島に先住していたケルト人の言語(ケルト語)に、そのケルト人を支配したローマ帝国の言語(ラテン語)、その後にブリテン島を支配したゲルマン人の言語、11世紀にノルマン・コンケストを行ったノルマン人のロマンス語系のことばが上書きされてできた言語です。現在使われている英語にも、ラテン語系のことばが、形や意味を多少変えたものも含みつつ、たくさん残っています。フランス語を勉強すれば、英語に取り入れられているこれらのことばの成り立ち、形や意味の異同を知ることができ、英語をより深く知ることができます。

ほかのラテン語系の言語の習得が容易にできるようになる。

フランス語ができるようになれば、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語など、ほかのラテン語系のことばの習得が容易になります。単語レベルだけでなく、文の構図、動詞の活用、時制の使用においても類似点が多く、フランス語を最初に学んだ時に経験した労苦を覚えることなくこれらの言語を習得できる可能性が開けます。ラテン語系のほかの言語ができるようになれば、南ヨーロッパ、中南米の人々とその人々のことばを使って意思疎通できるようになります。さらには、日本在住のスペイン語・ポルトガル語話者とも、その人々のことばでコミュニケーションできるようになります。

フランス語を選択すると、このような扉を開くことができます。さぁ、ことばの厚みと広がりにつながる扉をいっしょに開きましょう。

現役学生に聞いてみました

   
01

なぜフランス語を選んだのですか?

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フランス語は、国際連合の公用語にも指定されているほど話者が多いので、様々な人種の方々と、コミュニケーションが取れるのではないかと思ったからです。また、フランス語はよく「美しい言語」と言われているので、フランスという国に興味があることも相まって、私も「美しい言語」を話してみたいなと思い履修することに決めました。
(社会学部1年次 W.Mさん)

   
02

授業の雰囲気はどんな感じですか?

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授業中は私語もなくとても静かですが、授業前後はそれぞれ友達と喋ったり先生に質問したりしていて賑やかなので、メリハリがあり授業にも集中しやすいです。基本は教科書に沿って授業が進んでいくのですが、時々先生がフランスで実際体験された出来事や、文化についてのお話をしてくださることがとても興味深く、楽しいです。
(現代心理学部1年次 Y.Oさん)

   
03

履修してよかったことは何ですか?

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「理解できる言語が増えた」ということが一番嬉しかったことです。今まで何となく敷居が高いと感じていたフランス映画やフランス文学に、親しみを感じられるようになりました。映画のセリフが単語だけでも聞き取れるととても嬉しいです。今後フランスに実際訪れて、街で見かけた単語が理解できたり、現地の人と少しでもフランス語でコミュニケーションがとれたらより履修していてよかったと感じると思います。私の場合はフランス語でしたが、第二外国語を学ぶことは、とても楽しいことだなと思いました。
(社会学部1年次 W.Mさん)
(現代心理学部1年次 Y.Oさん)