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全学共通カリキュラム立教ゼミナール発展編4―東京パラリンピック支援の方法と実践―担当:松尾 哲矢 教授
この授業は、「2020年東京パラリンピック支援を考える」の発展的科目として位置づけ、2020年東京パラリンピックの大会前・大会時のみならず、その後のしょうがい者スポーツおよびしょうがい者支援の展開を見通したボランティアのあるべき姿と、今できることは何か、その具体的な方法(アプローチの仕方、支援方法、組織化等)について検討し、ボランティア実践に結び付けることを目的としている。 具体的には東京パラリンピック支援に関する国の政策担当者、東京マラソン等のボランティア組織化の担当者、しょうがい者スポーツボランティアに関する実践的 活動者、パラリンピアン等、多彩なゲストを招聘し、主にパラリンピック選手や競技会の支援、パラリンピック支援イベントの企画・運営、学生ボランティアの組織化等について、それぞれ具体的・実践的に検討する。
大学での学びは、「考え方を学ぶ営み」に他ならない。既述の授業は、「しょうがい」が当事者の側ではなく社会の側にあるという認識の転換を企図し、「理解」から 「行動」へ、というベクトルを明示しつつ、社会課題である共生社会に向けて主体的に学び、実践的取り組みを促すものである。それは2016年度より全学共通科目で本格的に始まった「立教サービスラーニング」の思想ともつながり、本学の学士課程教育の基本理念に通底するものと考えている。 また、これらの授業は、授業のみで完結させるのではなく、その学びをより実践的な活動につなげる意味でも立教大学の「東京オリンピック・パラリンピックプロジェクト」において創設された「立教オリパラ応援団」の活動との協働を視野に入れて展開しているところである。2018年8月には東京オリンピック・パラリンピックのボランティア募集が始まる。多くの学生が関心をもって取り組んでくれることを期待しつつ、この一連の取り組みを通して共生社会の在り方を問い直す契機になればと念願している。
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2020年東京パラリンピックに着目して、大会前・大会時のみならずその後の障がい者スポーツ及び障がい者支援の展開を見通したスポーツボランティアのあるべき姿とその方法について実践的に考究する。