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立教生による講義リポート!

全学共通カリキュラム
コミュニティ福祉から考える震災復興支援
担当:松山 真 教授

レポーター : コミュニティ福祉学部福祉学科1年次 小野 朝海

コミュニティ福祉学部が東日本大震災の復興支援活動を継続して行っていることはご存じでしょうか。学部を挙げて震災復興支援を行っていることは他大学にも例を見ない取り組みです。
2011年3月11日に発生した東日本大震災から早2年。時の流れははやいもので、被災地とは離れた場所で大学生活を送っている私たちにとって、あの震災の記憶は徐々に風化されつつあるのかもしれません。しかしながら、あの震災は、復興は、まだ終わってはいないのです。

「コミュニティ福祉から考える震災復興支援」は、コミュニティ福祉学部の活動を「全学共通カリキュラム」の科目として、立教大学のどの学部・年次に所属する学生でも履修することができます。
この授業の大きな特徴は、毎回、被災地からゲストスピーカーの方が招かれ、講義を行うという点です。コミュニティ福祉学部が活動拠点としている被災地のさまざまな場所から、さまざまな立場の人々がいらっしゃって、生の声をお聞かせくださるということは非常に貴重な機会となります。

現地の方々から直接、震災当時の状況や被災地の現状と課題、復興に向かう道のりや被災から復興までの心境をお聴きするということは、マスメディアなどの媒介を通して見聞きしてきたものとは異なり、リアリティを持って強く胸に響いてきます。また、講義に毎回ゲストスピーカーがいらっしゃるため、講義を通して多くの方々の考えに触れられるのも魅力の一つです。

私はこの授業を通して東日本大震災について多くの現実を知っただけでなく、被災地の方々の葛藤や努力、本当に必要としている復興支援について理解を深めることができました。また、震災復興支援やボランティアの在り方について改めて考えさせられました。
大学生の私たちにできることを学んだことにより、自分が所属する学部学科の専門性が被災地にどのように貢献できるかを考える契機となり、震災復興支援への関心が芽生え、支援活動に参加するという初めの一歩を後押しされたように感じます。

「コミュニティ福祉から考える震災復興支援」は、東日本大震災は決して他人事ではなく、同じ日本人としてともに考えていかなければならない課題であることを実感するとともに、より被災地を身近に、つながりを感じることのできる有意義な授業です。

全学共通カリキュラムのWebサイトはこちら

  • 取材日:2013年7月9日(火)09:00~10:30
  • 教室:新座キャンパスN431教室

授業概要(2013年度シラバスより)

授業の目標

被災地の現状と学部として取り組んでいる東日本大震災支援活動について認識し、関心を持つ。学部の専門性を生かし、学生と教員が共に活動する特徴を理解する。今後の活動に主体的に参加する。

授業の内容

2011年4月以降、コミュニティ福祉学部が実施し継続している東日本大震災復興支援活動についてまとめる。学部が活動拠点としている宮城県気仙沼大島・岩手県陸前高田市・宮城県南三陸町・都内・新座市そして福島県いわき市について、被害状況や復興の道のりについての特徴を当事者から直接聴くことで理解する。そのため毎回被災地からゲストスピーカーを招き、現地の現状を正しく理解し、現地からの生の声を聴く機会とする。さらに各拠点での学部の活動を紹介しつつ今後必要な支援活動について学ぶ。担当している教員、現地からのゲストスピーカー、活動に参加した学生にて討論的に進めると共に、受講している学生も積極的に参加することで、学部の支援活動の活性化にも繋げていきたい。